曹洞宗の実態

曹洞宗の場合、本山が2つある。
宗務庁に問い合わせてみると、それなりの説明をしてくださる。自分の場合には、歴史的な経緯を説明された。しかしそれだけで納得できるであろうか。

というのも、実際の寺院へ赴くと、「自分は永平寺派であり、2つの本山など認めない」というご住職もおられるのである。この件については、過去ブログに書いた際に、横浜の総持寺派と覚しき方から文句が来たことがあるのだが、本当のことだから今回も書いておきたい。住職によって見解がバラバラというのも、参禅者にとっては困ることだ。

また、「我が宗派には悟りを開いた者などおらん」と言ったのは、故澤木興道老師という方だが、この老師を信奉されている方々が現在の主流である。が、悟りを開いたと称する派も一方で存在する。どちらの派にも坐禅会というものはあり、在家者の場合、そこは自由に参加できるのだが、同じ宗派でありながら、この2つの主張を聞かされることに矛盾に感じている禅者は多いと思う。

「ウチは分派していないから」と、臨済宗を半ば批判するような言説も聞かれるわけだが、実情は先に示したとおり。それぞれの派というものは、曹洞宗にも存在している。

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